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過剰レバレッジによるリスクの拡大

日経225先物取引の魅力は高いレバレッジをかけることができるという点ですが、同時にリスクも高まるというのがデメリットです。仮にレバレッジ10倍で取引する場合は、指数が5%上下するだけでも証拠金資産元本の50%も変動することになるのです。

レバレッジ取引は諸刃の剣

本来「レバレッジ取引」というのは資金効率を高める取引であり、基本的にはデメリットのある取引ではありません。日経平均先物取引のメリットとして挙げた「日経平均に小額の資金で投資できる」というのは、レバレッジ取引によるメリットです。

一方で、レバレッジの利用は「投資家の判断」に任されています。そのため、レバレッジの利用方法によっては非常にリスクのある投機的投資、ギャンブル的な投資もできてしまいます。

たとえば、100万円の資金があって、これを日経225先物取引に投資をするとします。
仮に10倍のレバレッジ投資ができるとして、100万円で最大1000万円の投資ができてしまうわけです。

この投資が財産が1000万円の人がレバレッジ10倍で取引するのであればさほど大きなリスクではないかもしれません。しかし、財産100万円の人がレバレッジ10倍で取引(1000万円の取引)をするのは過大なリスクといえます。

自分の「度」を超えたレバレッジには大きなリスクがともないます。

相場の急変によっては投資額(証拠金)以上の損をすることも

日経225先物取引などの証拠金取引には証券会社による強制ロスカット(損切り)のシステムがあります。証拠金が一定割合を下回るほどの評価損が発生し、追証(追加証拠金)を差し入れなかった場合に強制的に決済されてしまうという仕組みです。
しかし、相場の急変時など日経平均株価が10%相当変動するような場合にはロスカットが間に合わず投資額以上の損失が発生するリスクもあります。

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